生活リズムとエンタメ

部屋の片付けは継続中です。こういう作業には終わりがありません。

常日頃からキレイに片付けるように心がけているだけで、心がけてはいるもののなかなか達成できない体質です。

お掃除や片付けが本当に苦手で、全然できていなくて、「そんなに片付けられないなら親になんかなれないよ!」と言われ続けていました。

本当に親になれませんでしたね。子供できなくて。

片付けができないからではなくて体質的な要因ですが。

不妊治療に踏み切る覚悟が付かなかったですね。片付けは大人になっても苦手で、こんな自分が親では子供がかわいそうだと思っていました。

老後の寂しさを想像するとちょっと絶望しますね……。

ま、そんなことばかり考えていたら精神がもちません。

現実逃避も生きるためには大事です。

楽しみが少ないと辛い

楽しいことがあれば明日が楽しみになります。

楽しいことを話せる相手が居たら会いに行きたくなります。

だから楽しみは大事なんです。エンタメは生きるためにもとても大事だと思います。

コロナ禍でエンタメは不要不急の扱いを受けたように感じます。さまざまな興行が中止になったというニュースを見聞きしました。

辛かったですね。

作り手の方々もとても辛かったと思います。もちろん感染を広げないために仕方がなかったとは思う部分もあります。医療体制に負担を掛けてはいけないとも納得しています。

でも、辛かったですよね。

作り手の方々もご苦労があったことと存じます。感謝しております。

生きるために楽しんだ

私の楽しみは、最近はだいたいドラマですかね。昨年の夏頃から秋にかけて、心身ともに不調すぎて読書すらできなくなりましたが、TVのドラマはなんとか視聴できました。

ネットの配信動画などにも助けてもらいました。

夢中でドラマなどを見ているときは、自分自身の辛さも忘れられました。

ああ楽しかった、次も楽しみ。

そのくりかえしにすがって、どうにか生きていました。

子供も居ませんし、自分が生きていなければ困る存在も居ないわけで、しんどくなるとすぐ死んでしまいたくなります。今も。

実際、小さな楽しみもなかったら、多分、生きていなかったと思いますね。

生きる気力なんて今でもほぼないですよ。

役に立たない人間です。ただ消費するだけで、私が助けているもの、私が生きていることで助かる人など、心当たりがありません。

だから生きている意味がわからなくなりました。

これって教育のたまものかもしれませんね。役に立つ人間になれと育てられ、どうやら余り役立たないと自覚したとき、生きている意味がわからなくなります。

しかしながら、役に立たなかったら生きていてはいけないのか? と問いかけると、そうではないと答えが返ってきます。

何でなんでしょうね?

とりあえずまだ死んではいけないらしいことは何となく解りました。

今や明日、生きなければならないなら、何か楽しみがないと、気を紛らわせることがないと辛いわけです。

なので、何とか楽しみを探しました。

カムカムエヴリバディにはお世話になりました

お世話になったのは朝ドラです。

規則正しい生活に戻すために、朝きちんと決まった時間に起床するのは大事です。

ちょうど朝ドラのカムカムエヴリバディが始まった頃でした。

安子と稔さんの可愛らしい恋愛を見守り、お父さんのごもっともな反対、戦争による嫌な影響など、考えさせられたり、わくわくしたり。

稔さんの無事を祈る安子の姿を観ながら、切なくていっぱい泣きました。

感動するとか、そういう感情の起伏がとても久々で、悲しい場面を観ることもまたとても嬉しい気持ちでした。

るい編、ひなた編も、1日たりとも見逃すまいとがんばって視聴しました。

朝起きるための視聴なので、録画予約などはしません。毎朝リアルタイムで観ました。ただし、最終週だけは、見逃すのが怖くて録画しました。

生活リズムのために見始めた朝ドラでしたが、面白くて面白くて、毎朝が楽しみでした。日々の楽しみにもなり、続きが気になって、明日になるまでは生きようと思えたものです。

先週、GW中には総集編がありましたね。

駆け足でしたが、半年ほど楽しみにし続けたエッセンスがぎゅっと凝縮されていて、見応えのある総集編だったと思います。

やきもきするところはありつつも、とても良いドラマでした。

細部のこだわりや、ちりばめられたエピソードの回収、どれをとってもお見事! 

るいちゃんが若い頃の、大坂のエピソードが大好きでした。最終回間際に和子さんが現れたとき、思わず泣き笑いしてしまいましたよ。

お世話になりました。

歴史好きだから大河ドラマはもちろん好き

歴代の大河ドラマでは、戦国・幕末の時代が多く扱われています。

ドラマなので、史実とは違います。違います、と言い切ってはいけませんね。その頃の事実を見聞きした人は今は居ないのですから。

昨年の「青天を衝け」も、とても楽しませてもらいました。幕末、大好きです。

これまで徳川慶喜という人物はあまり好きではありませんでしたが、青天を衝けを観てからは、少し変わりました。

すごく好きになりました、とは言えません。少し彼の苦しみが理解できるようになったという程度の気持ちです。

語彙不足で、理解という言葉であってるのかどうか自信がないです。ちょっとだけ慶喜さんにも寄り添える気持ちになった感じです。

今年は鎌倉殿。

扱われる時代はひさびさに鎌倉。さかのぼる年数が多い分、なじみの遠い時代です。

歴史好きですが、鎌倉時代はほぼノーマーク。

義高と大姫のエピソードあたりは知っていましたが、そのほか時代の流れから事件の詳細は知りません。知らないから、とても面白いです。

「そのほうが響きが良い」とか、「水が出たそうです~」とか。そのときどきの都合で残る歴史が選ばれている風情、なんだかリアルな気もしました。

壇ノ浦の戦いも面白かったです。

今回の義経は何とも言えず、良いです。菅田将暉さんを義経に持ってきて、本当に大正解でした。最凶で最高。梶原景時との関係性も良いです。

戦が絡むと目つきがガンギマリ。戦いを終えたときの表情ときたら! あんなに複雑なものを含んだ人の顔を見たのは初めてでした。

あまり知らない時代だからこそ、先が楽しみでたまりません。

来週までは生きようと思います。また来週には同じ事を思うでしょう。

生活リズムのためだから

さて4月から始まった朝ドラ。

沖縄も好きだし、出ている俳優さん達も好きな人が多くて、歌も良いです。

子役達も可愛らしかったですね。本役の人に似た子をよく見つけてくるもんだなぁと御感心しきりでした。

お話はなかなか予想外で意外性があって、……置いてけぼり感が強いです。

こちらに響く感情と、テレビの中の子達の心情がどうもかみ合わなくて、これは自分が歳を取ったせいなのかと思ったりもしています。

料理人になりたい子が主役の割には、料理の描写は少ないですし。

母子家庭で貧しいと言いつつも、4人兄妹の長男はほぼ無職だし、借金があると言いつつも実際には取り立てられもせず、貯金もあるとか、ちょっと、んん? と思うことがあります。

しかし、春まであれほど細部まで神経の行き届いたドラマを見て楽しんできた身には、今回のは物足りないと思ってしまいました。

カムカムでも、回転焼き屋さんだけで、4人家族があんな風に暮らせるのかどうかちょっと不思議ではありましたけれど。

ちむどんどん、まだ序盤です。これから面白くなるのかな-、と期待しつつ続きを観ようと思っています。

生活リズムのために朝ドラを観ているのですが、ちょっとこのところ寝坊しがちです。

朝のワイドショーは見たいネタが必ず扱われるわけでもないですし、それぞれのコーナーの時間もまちまちなので、朝ドラの代わりにはなりません。

ちょうどいいんですよね、朝の15分。

面白すぎて見入ることがない程度でも、それはそれで朝の作業がはかどって良いのかもしれません。

でも、見ても見なくてもいいや、という気持ちになりたくないんですよ。

代わりのない番組なので、朝ドラには、毎朝どうしても見ないと済まないくらい楽しみであって欲しいと願っています。