青天を衝け27話にちなんで函館の写真など２（五稜郭入城～土方さん最期の地碑）
はじめに
たびたびこんにちは、春緒です。
青天を衝け27話に感動して、かつて訪れた土方歳三様巡礼の写真を投稿しています。
2006年、2011年、2018年に春緒が撮影した写真になります。
古い写真です。思い出話だと思っておつきあいいただけたら幸いです。
箱館戦争の跡であり、墓碑、石碑、慰霊碑も含まれます。苦手な方には閲覧をおすすめしません。
ご興味ありましたら、ご覧ください。
五稜郭内箱館奉行所
大きな建物ですが、現在の復元も一部のようです。
地面の線がかつての間取りを示しているかもしれません。うろ覚えです。
明治元年10月26日、土方歳三さんも五稜郭に入城を果たしています。
松前城攻略
明治元年11月5日、土方さん率いる旧幕府軍により松前城陥落。
記録によると、松前城攻略戦では土方さんの指揮下、渋沢成一郎が彰義隊を率いて戦っています。
江差攻略
旧幕府軍の額兵隊屯所だった順正寺とのこと。（記憶がさだかでない）
手前のものはシャフトだったかと思いますが……？
土方さんが開陽丸沈没を嘆いて殴ったという伝説の松
そんなこんなで箱館・松前・江差を占拠。
蝦夷共和国樹立後の箱館
五稜郭にある箱館奉行所とは別に、それ以前の幕府の役所であり、蝦夷共和国ができてからの箱館の町（いわゆる元町エリア）の奉行だったのはこのあたりとなるようです。
蝦夷共和国での箱館奉行は永井尚志さん。
松平定敬の御座所。箱館新選組は、旧来の隊士のほか、旧桑名、唐津、備中松山藩士が加わっていました。お殿様達も箱館に渡ってきています。
旧桑名藩の国元は慶応4年1月28日には開城済み。旧藩士の酒井孫八郎が箱館に来て旧藩主松平定敬を迎えに来ました。このとき、酒井さんと土方さんは何度か会談したようです。
木古内
「雪が解けたら敵が来るのはわかっていた」
青天を衝け27話で土方さんもおっしゃったとおりです。
……というわけで、明治2年4月9日、新政府軍が蝦夷地に上陸します。
江差の北方にある「乙部」から新政府軍の逆襲が始まります。
20世紀に訪れたときは「白馬剣士奮戦の地」という看板がありました。2006年には半分ほど欠けてしまっています。今はどうなっているのでしょう。
明治2年4月12日ごろから22日ごろまで攻防があり、箱館軍は撤退。
木古内町観光協会の記事に読みやすくまとまっています。
http://www.town.kikonai.hokkaido.jp/tourism/history/boshin3/
二股口の戦い
箱館戦争における土方歳三さんの戦いの白眉。
明治2年4月12日～25日あたりの戦いになります。
函館市街から江差方面に向かう途中、道の右側に標柱が見えます。
2006年当時は車で少し入って駐車スペースがありました。
まあまあの山の中です。
駐車スペースから徒歩で上り数分といったところです。なるべく音や声を出しながら行くことをおすすめします。
土方軍戦死者の御霊
土方軍は300人程度の戦力で、新政府軍の攻撃を耐え抜きました。
木古内・矢不来が突破され、五稜郭方面との往来が分断される恐れが生じ、撤退したという話です。
四稜郭・権現台場
箱館軍では、本部であるところの五稜郭を守るために周囲に兵力をおいていました。
ちょっと高台にあります。
つまり東照宮です。現在は神山稲荷神社となっています。
函館市の史跡四稜郭のページに詳しい解説があります。
https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2018060800018/
土方歳三最期の地碑
土方歳三最期の地碑は必ず訪れています。しかし3枚載せる意味……？
2018年は結構な雨が降っておりました。
以前より地面がすり減ったような、そんな感じの水たまりです。
土がすり減る程、たくさんの方が土方さんの最期の地碑を訪れていたのかなと思うと、感慨深いですね。
2006年の写真が中心です。
あの旅行に同行してくれた仲間達にも、たくさんの感謝を伝えたいです。
箱館戦争関連の写真はまだありますが、長くなりましたので、あとはいずれ改めて投稿します。
おつきあいありがとうございました。
お世話になったお宿など
湯の川温泉 湯元啄木亭
スマイルホテル函館
ホテルＷＢＦグランデ函館（旧 函館グランドホテル）
楽天トラベルさん、いつもお世話になっています。
