TV　映画鬼滅の刃無限列車編　浅い雑感

こんにちは、春緒です。
一昨日でしたねえ。映画　鬼滅の刃無限列車編のTV放映。

ファンとしてはとても後発のほうで、アニメの本放送が終わって、やっとコミックスを読み出しました。
即、どはまりしてしまいましたよ。

映画も、最終上映が終わる直前に、やっと観に行きました。
ちょうどめちゃめちゃ体調を崩していた頃でした。正直、上映時間中に具合が悪くなり途中退場覚悟で行きました。
幸い、退場せずにすみました。

今さら～とはいえ、多少のネタバレなども言ってしまうと思います。
これからまっさらな気持ちで鬼滅に触れたいかたは、どうぞこの辺で……。

浅い話しかしていませんのでご安心ください。

煉獄さーん！

知り合いと映画の感想を話しても、みんなそれしか言わない（笑）。

TVアニメだけ見て原作にも触れてない夫は、「みんな、煉獄さーん！　って言ってる」という情報だけで映画に付き合ってくれました。
終映後に立ち上がるときに「煉獄さーん……！」と言って泣いていましたねえ。
まっさらな気持ちで映画に向き合えた夫は、きっととても幸せな観客であったと思います。

煉獄さんの生き様や人となりについては、今やありとあらゆるところで語り尽くされているので、言及しません。
ただただ生きていて欲しかったなあと、思いました。

若くて強くて、辛い時代も乗り越えて、家族を思って、仲間を思って。
こんなにできた人、そう居ないですよ。

炭治郎たち若い世代に魂を引き継ぐ、大事な役目を果たした、とも言えます。
心を燃やすことを教えてくれました。
柱として本当に素晴らしかったです。

物語としても、素晴らしい人格者の命が理不尽に奪われることで、鬼という存在へ、読者が反発を覚える重要な役割だったことでしょう。

……でもね、そんな役割がどうのこうのじゃないんですよ。
私は、煉獄さんに、ただただ生きていて欲しかったです。生きていて欲しかったんです。

CMよもやよもやだ

TVならでは、の問題。

まあとにかくCMが多かったですよね。
どれだけ細切れにしたら気が済むんだ？　というくらい、小刻みにCM！　CM！　CM！
さすが、どの企業さんも提供者になりたがるコンテンツなんだなあと感じたしだいです。

ですが、後半の戦闘シーンを刻むことなく流してくれたことには、ちょっと感動しました。
CMをどう入れ込んでいくか、ご苦労なさったことでしょう。

しかしあれはゆるさんよ。パワプロ！
はー……、煉獄さん、煉獄さんが……、って泣いてる真っ最中に、

「よもやよもやだ！」

って元気なお声が聞こえた訳ですよ。
は？　え？　あれ？　

「甲子園を目指せ！」

誰がだよ！？　

今し方、惜しまれながら息を引き取った煉獄さんが、一瞬後にいきなり高校野球で甲子園目指すの？
涙を返せコラ！　感動ぶちこわしじゃないか！

TVならでは。よもやよもや！！　まったく、こっちのセリフだよ。
もう、ほんとにもう……。泣きながら笑ってました。

TVの場合の楽しみ方

CM多すぎ問題は、昨日一昨日とたくさんの方が話題にしていました。
これだけみんなに共通の話題となるネタを提供してくれて、TVさんどうもありがとう、と感謝してます。

もうこちらも大人なのでね、ある程度のCM量は覚悟してましたよ。
むしろ、どの辺で切るか？　アイキャッチ入るのか？　そんなことを楽しみにするオタクですし。
この番組はご覧のスポンサーの提供で……、の字幕の向こうに、あら、素敵なイラストが……。

CMもかなり鬼滅の刃の関連商品が多かったように思います。
いやー、つくづく凄い作品です。

無限列車にかけて「各駅停車」「無賃乗車」などのワードがTwitterにぽこぽこ湧いていて、それはそれで楽しみました。みんなでわいわい観ている感じがして面白いですね～。

当たり前ですが、映画館では無言で観覧しますもん。
このご時世なので、友達同士で観に行って、帰りにどこかに立ち寄ってワイワイ……、もできないですし。

TV放送だと、とても大勢の人が同じ時間に観ています。
見知らぬ人の面白い言葉や感想を共有できるのも、いいもんですね。

CMのおかげさまで（嫌みじゃないよ！）、都度都度いろんな人のコメントを読む時間もありました。
お茶を入れる時間もできたし、トイレにも行けますし、ちょっとした片付けにも、CM時間を活用しましたよ。
（スポンサーさんごめんなさい）
作品そのものを楽しみたい人にはご不満が多いと思いますし、作品に失礼、と思う人も居たでしょう。その気持ちは、まったく、そのとおりだと思います。

楽しみ方は人それぞれ、ってことです。
もうTVはTVのやり方があるので、私は恥ずかしながら流れに流されどんぶらこして楽しみました。